選び方・ポイント
吸引器の選び方
ご利用者の状態に合わせて選びましょう
吸引器について
吸引器とは
対象者
- 1.排痰が困難な方
- 2.嚥下障害がある方
目的
口腔・鼻腔・気管内の分泌物(痰・唾液)の除去
効果
- 1.呼吸の改善
- 2.肺炎の予防
吸引器の種類
卓上型

在宅や介護施設等向けで電源があればどこでも使用できます
壁掛型

病院の建物の内部に配管され主に病室で利用されています
据置型

病院等で配管設備がない場所で使用される強力な吸引器です
- 注意事項
- 1. 医師・看護師等の有資格者及び家族のみが処置可能です。
- 2. 痰を吸引しないで放っておくと、自分の痰で窒息する危険性があります。
- 3. 感染しないよう、清潔操作が必要です。
吸引器を必要とする方
呼吸機能障害者

難病患者

経管栄養患者

高齢者


・自排痰ができない
・嚥下障害により飲み込む事が困難
気道閉塞による
呼吸困難
誤嚥による
肺炎
在宅で使用する吸引器
| タイプ |
卓上式吸引器
|
充電式吸引器
|
手動式/足踏式
|
|---|---|---|---|
| 用 途 | 屋内専用 | ・外出 ・災害時 | 災害等の緊急時 |
| 吸引圧力 | -70~-85kPa | -70~-85kPa | -28kPa~-60kPa |
| 排気流量 | 13~30ℓ/分 | 13~30ℓ/分 | --- |
| 価格帯 | 62,000円~79,000円 | 96,000円~136,000円 | 3,600円~65,000円 |
| レンタル料 | ミニック Ⅲ-S 4,400円/月 |
ミニック Ⅲ-WB 8,800円/月 |
※ご購入のみ(レンタル無し) |
|---|
吸引器の選び方ポイント
使用する方の状態・吸引部位から吸引力を選択
吸引力=吸引圧力×排気流量
口腔・鼻腔からの吸引
気管内吸引気管カニューレ装着人工呼吸器使用

中度
排気流量10ℓ/分
重度
排気流量20ℓ/分
最重度
排気流量30ℓ/分

吸引器の取扱方法
準備するもの
1.吸引器(ボトル付)

症状に合わせた能力のもの
2.吸引チューブ

吸引器専用のもの
3.吸引カテーテル

- ・医師の指示(形状・サイズ等)に基づく
- ・原則として再使用禁止
4.滅菌水

喀痰吸引前の通水に使用
5.消毒液

ボトル等の部品の消毒に使用
6.アルコール綿

使用済みカテの清拭に使用※カテーテルの再使用目的ではありません
7.手指消毒剤

吸引処置前の手指の消毒に使用します

1
吸引瓶に
消毒液を入れる

希釈した消毒液(オスバン等)を少量入れる

2
吸引チューブを
接続する

吸引瓶へしっかりと接続する

3
吸引圧力を確認する

1.吸引圧力調整つまみを最大にする
2.電源スイッチを入れる
3.吸引チューブを閉塞させて圧力を確認する

4
吸引圧力の
設定をする

吸引チューブを閉塞しながら調整つまみを回し、医師から指示された圧力に設定する

5
吸引カテーテルを
接続する

吸引カテーテルをコネクター部から開封し接続する

6
吸引処置を行う

吸引カテーテルから滅菌水を通水し、吸引処置を開始する
1
吸引カテーテルの
洗浄・廃棄

アルコール綿でカテーテル外側を拭い、内腔を水等を吸上げて洗浄する

2
吸引物を廃棄する

本体から吸引ボトルを外し、吸引物を捨てる
(ボトル容量の半分以下を推奨)

3
部品の洗浄・消毒

吸引ボトル・吸引チューブを中性洗剤で洗浄し、消毒液で浸漬消毒を行う

4
消毒済み
部品の組込み

消毒が完了した吸引ボトル等の部品を本体に組込む

5
作動チェック(吸引圧力の確認)

電源スイッチを入れて、吸引チューブを閉塞し、吸引圧力が上がるかどうかを確認する。(最大にした場合で-70kPa)
吸引器のボトルに入れる、吸引ボトル等の附属品のお手入れ時に使用します

品名:ヒビテン液500ml
成分:グルコン酸クロルヘキシジン

品名:オスバン液600ml
成分:塩化ベンザルコニウム

品名:ミルトン液
成分:次亜塩素酸ナトリウム
※金属が腐食します。

品名:イソジン液 250ml
成分:ポビドンヨード
※金属等が腐食し、ゴム、チューブ類も変質します
吸引物は早めに処理する
・ボトルの半分以下を目安に
・安全装置が作動する前に!

ボトルの破損に注意
・便器にぶつけないように
・ヒビだけでも吸引できません

パッキンや各ホース類の正確な取付け
・パッキンの不備がトラブルNo1

推奨する消毒液を使用
・おすすめはオスバン
・イソジンは良くありません

日常点検(吸引圧)を実施
・お手入れ後が最も大事
・短時間の点検でトラブル激減


※1Fr.=1/3㎜(約0.33㎜)
なお、コネクター付の場合、カラーでサイズが規定されています(下表参照)









